淑徳中学高等学校 鉄道研究部

第16回全国高等学校鉄道模型コンテスト

今年も全国鉄道模型コンテスト（通称「鉄コン」）に作品を出品しました!!
2016年創部以来、欠かさず参加し続けた大会です。

今年の作品テーマは「自然と鉄道」です。
山の麓を走行する鉄道と、そこに生活する人々の様子を表現しました。
モデル地はなく、部員によるオリジナル作品です。

山の頂上付近にある木々は、今年度入部した新入部員が作成してくれました。
山間にある渓谷は、山崩れが起きたことを想定し、砂利などを集めて制作しています。

この作品で最も印象的である線路を支える岩場は、より自然な凹凸が表現されるように「石膏テープ」や「紙粘土」などを使用し、着色も数種類の絵の具を用いて表現しています。

麓に生活する人々は、爪楊枝と数種類のマスキングテープで制作しています。
普段は農作業をしている人々ですが、今日は何かお祝い事があるのでしょうか??
和装の母親と子ども（画面右下)が、門近くに立っている2人を歓迎している様子が見られます。
きっとこの家では、山からの湧き水が生活用水や農業用水などに利用され、「山と共に生きる」ことが普段の生活になっていることでしょう。

この作品で最も苦労した点は「線路の設置」です。
実はコンテストの最後の最後まで、我々を悩ませた点です。

コンテストのモジュール規格に、線路の高さや幅を合わせることは最も大切な作業ですが、山や麓を制作している最中にずれてしまい、全ての固定作業が終わった時に「ずれている！！」と気づき、部員が青ざめました…

紆余曲折をへて、ようやく完成した作品です。
作品の写真や制作記などは、是非「鉄コンアプリ」にてご覧下さい！
《鉄コンアプリはこちらから↓）
https://moraco-app.web.app/diorama2024/2024_moraco_module_high_tokyo/3069/note_jp
※淑徳の作品(No.25）が表示されます。

会場の様子

さて、審査結果です。

今年は見事「ベストクリエイティブ賞」を取ることが出来ました！！
この作品は10月26日(土)、27日(日)に開催する文化祭にて、公開展示します。
是非ご覧下さい。