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2023/10/30
第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会佐賀県予選 決勝
VS佐賀工業(0-106)
先日、SAGAスタジアムで佐賀工業戦がありました。早稲田佐賀ラグビー部1期生にとっては、負ければ高校ラガーマンとして終わりを告げる試合でした。今シーズンは
"JUST ONE"
をチームスローガンとし、この試合に焦点を当て続けて、活動してきました。ゴールデンウィーク、夏合宿などハードな練習をこなし、誰一人リタイアすることなく、やってきました。
 試合前日のジャージ授与式からみんな雰囲気が変わっていました。また、それぞれ決意表明し、その中で全員共通して佐賀工業を倒すということを掲げていました。
 同様の空気感でむかえた佐賀工業戦当日、みんな緊張というよりワクワクしており、試合前のロッカールームでは異質な雰囲気が漂っていました。そして、全員で部歌である玄海を歌い、グラウンドへ飛び出していきました。
 kickoff。ゲームが始まり、全員が相手に刺さり続け、ターンオーバーや押し返す場面も見られました。アタックでも、ラインブレイクする場面もあり、今までとの違いを実感出来るゲームになりました。しかし、想定外のシーンがいくつかあり、試合を終えてみると0-106。本当に悔しくて、みんな涙していました。今まで佐賀工業戦だけを見据えてやってきた分、その気持ちは大きく、やるせない感じがありました。
 ただ、今回の佐賀工業戦では多くの方々に駆け付けていただき、声援を貰い、グラウンドで走り回る全員の背中を押してくれるものになりました。保護者の方々はもちろん、同級生もたくさん駆けつけてくれて、紺碧の空を熱唱してくれたりしました。本当にありがとう。
 最後に、私からの思いを書かせてください。
 約2年半前、早稲田佐賀ラグビー部が発足し、最初はチームのほとんどが高校からラグビーを初めてはじめた中で、本当に基礎的な練習からのスタートでした。そんなチームが今や、九州大会などで、格上を飲み込むようなチームへと成長しました。これは全員の頑張りはもちろんありますが、多くの方々にご支援をしていただいたお陰でもあると思っています。また、監督、コーチ陣にも恵まれて、一個一個の丁寧な指導をしてくださったからでもあると思います。これは当たり前のことではないと思いますし、ここまで育てていただいたことに本当に感謝しています。さらに、私をキャプテンとして支えてくれた同級生、慕ってくれた2年生、1年生の後輩達、本当にありがとう。自分がキャプテンとしてやってきたことが正しいことばかりではなかったと思うけれど、それでも見捨てることなく、最後まで支えてくれて、チームが良くなるために動いてくれたこと、本当に感謝しています。3年の同期のみんなはそれぞれ違う進路に進むかもしれないけど、本当に自分にとって自慢の友達であり、最高の仲間です。大好きです。また、後輩達には僕たちが叶えることができなかった目標を実現して欲しいです。みんななら絶対にできると思うし、期待してます。佐賀工業に勝って、日本中を轟かせてください。応援しています。

今回をもって、インスタの更新を次の世代に託そうと思います!三年間ありがとうございました!これからも早稲田佐賀は日々成長して、さらに進化をしてくれると思います!これからも応援よろしくお願いします!
 

 文責:池田