音楽科について
About

概要

~音楽科の取り組み~

〘 表現する喜びや聴く力・感じる力を持った世界市民を育成する 〙


【表現する喜びを体験】
音楽科では、表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、音楽的な見方・考え方を働かせ、生活や社会の中の音や音楽、音楽文化と豊かに関わる資質・能力を育成することを目指しています。
授業は、表現領域(「歌唱」、「器楽」、「創作」)と鑑賞領域で構成しています。表現領域「歌唱」では、一人ひとりの声質、声域などを丁寧に指導するため、パートに分けて取り組みます。「器楽」では、1クラス2展開授業を実施しています。少人数で器楽に触れ合うことにより、短時間での奏法習得や一人ひとりへの細やかな指導を行っています。「創作」では、音楽を形づくっているリズムに着目し、アンサンブルを通して他者と心を合わせて表現する喜びを味わいます。鑑賞領域では、作曲者や歴史的背景について学習するとともに、音楽を形づくっている要素や曲想を言葉で表し評価することを心がけています。11月には、英知の日記念「合唱祭」を開催しています。全学年が自由曲に、さらに第3学年は課題曲にも取り組み、指揮者や伴奏者を中心として友情を深め団結し、感動することを味わいながら、一生涯の財産となる合唱を目指しています。

【表現領域】

○ 合唱の授業内容
 混声3部合唱の教材が主ですが、1年生にとっては初めての経験となりますので2部合唱を導入するなどの配慮が必要となります。2、3年生は経験があるのでリーダーを中心にパート練習ができます。合唱祭の取り組みとしては、本格的な合唱曲に取り組み、クラス毎に発表をします。3年生では混声4部合唱に取り組み、迫力と奥深さを追求します。合唱祭を通して、音楽を表現する喜びを味わうと共に、クラスや学年の友情と団結を深めていきます。
 2023年度〈合唱祭曲目〉
1年 自由曲 My Own Road -僕が創る明日-、地球星歌~笑顔のために~、せかいじゅうかいじゅう、旅立ちの時 -Asian Dream Song-、時を越えて
2年 自由曲 ほらね、あなたへ -旅立ちに寄せるメッセージ-、時の旅人、空は今、次の空へ
3年 課題曲 いざたて戦人よ
自由曲 群青、虹、正解、時代、青い鳥

○ 器楽の授業内容
 2023年度は、第1学年でミュージックベル、及び箏、第2学年でスティックアンサンブル、第3学年でギター、ドラムに取り組みました。日常的にリズムたたきに取り組むことで、読譜力が上がり、演奏する楽しさを感じるステップへ進みやすくなっています。

○ 創作の授業
少人数のグループに分かれて、ボディパーカッションを行っています。6パートに分かれたリズム楽譜を用いて、工夫しながら練習を重ねることで、リトミックの要素、リズム感覚をはじめ、仲間同士の団結、連帯感を深めることができます。最後の発表会では、お互いの勇姿に笑顔があふれました。

【鑑賞領域】

○ 鑑賞授業の充実
 音楽を形づくっている要素や構造と曲想のかかわりを理解して聴き、根拠をもって批評するなどして、音楽のよさや美しさを味わうことを目標としています。音楽を聴き、感じたことを言葉で表す言語活動を取り入れ、他者と共有することで音楽への理解が深まることを重視しています。
 鑑賞曲 シューベルト「魔王」、ベートーヴェン「交響曲第5番」、スメタナ「ブルタバ」、日本の民謡

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