英語科について
About

概要

~英語科の取り組み~

≪創価中学校の英語の授業を通して、「世界市民」の育成を目指します!≫

 英語科では世界の平和と文化を担う負けじ魂の「世界市民」を育成するため、以下の3つの力をつけることを目指します。
 〇 語学を通して「平和」を担う主体者としての力をつけます
 〇 自信を持って自分の考えを英語で発信する力をつけます
 〇 異なる文化や習慣を理解し尊重できる力をつけます
 授業では、友達とのコミュニケーションを通し、新しいことを知る喜びを味わい、励まし合いながら、4技能5領域(「聞く」、「読む」、「話す(やり取り・発表)」、「書く」)を磨いていきます。

【語学を通して「平和」を担う主体者としての力】
 ・自分と違う考えや状況の友達を発見できるようになります
 ・意見やお互いの良い所を取り入れ合うことができるようになります

【自信を持って自分の考えを英語で発信する力】
 ・周囲とのコミュニケーションから、自分の意見や考えを持てるようになります
 ・間違いを恐れず、正確に自分の意見を恥ずかしがらずに堂々と言えるようになります

【異なる文化や習慣を理解し尊重できる力】
 ・世界のことを知り、様々な視野を広げることができるようになります
 ・異なる文化を自分ごととして捉え、できることを考えるようになります

《3年間通しての取り組み》

創価中学校の英語の授業は毎日あります。

<帯活動(授業の冒頭)>
・毎日の授業で多くの英単語に触れる機会を設けています
・英語の歌を歌えるようになるまで何度も聴きます(英会話)
・基本例文を定着するまで繰り返し練習します
・会話や速読、絵を見て英語で表現する活動をします

<ラウンド学習>
 ラウンド学習は、主に教科書の内容に沿った授業です。言語習得理論に基づき、一年間で一冊の教科書を4周繰り返して学習します。
 具体的には以下のプロセスで授業を進めていきます。

〇ラウンド1 【聞く】   耳からの大量の情報のインプット
 ・英語の音の特徴に着目し、内容を理解できるまで何度も聴く
 ・聴こえた英語をそのまま声に出す「ものまねリーディング」に挑戦する

〇ラウンド2 【音読する】 音声と文字の一致、文字からの音声の生成
 ・友達と協力して発音、アクセントに気をつけながら音読練習する
 ・なめらかに読めるまで何回も音読する

〇ラウンド3 【理解する】 文構造を意識した音読・筆記
 ・新出単語や重要文法項目を意識した「穴あきリーディング」に挑戦する
 ・文法事項を確認しながら英文を言ったり書いたりする

〇ラウンド4 【表現する】 インプットを活用し、自分の言いたいことを表現
 ・グループで絵を見せながら英語で表現し、お互いに聴き合う
 ・リテリングの内容を原稿や動画に起こし、お互いに見せ合って確認する
 ・友達の発表を聞いて、自分の発表をブラッシュアップする
 ・教科書以外の英文にも触れて理解し、リテリングできるようにする

《その他》

(文法)
 【文法】
 ・フォニックスを中心に音と綴りについて学ぶ(1年生)
 ・副教材『Keyワーク』を活用し、学び合いで文法をより深く理解する
 ・英語の基礎を固めたい人のためにベーシッククラスを開設する(ノークラブの日の放課後を中心に開催)
 ・文法の説明動画を作成し、自分の言葉で項目を説明する
 ・不規則動詞をすぐ言えるようになるまで覚える
【英会話】
 ・外国人講師と多くの身近なトピックについて話せるようにする
 ・テーマに合わせて身近な話題を話せるように各自でスピーチを作成する
  (挨拶、有名人紹介、昨日の出来事、道案内、将来の夢、ディベートなど)
 ・世界の文化を学ぶプロジェクトに取り組む
 ・海外の講師とのオンライン英会話を行う
 ・英語をさらに磨きたい人のために外国人講師とのアドバンストクラスを開設する(ノークラブの日の放課後を中心に開催)

このように、創価中学校の英語科では、「使える英語の習得」を目指した多くの取り組みを行っています。
さらに、年3回の英語検定に多数の生徒が挑戦しており、中学校卒業までに準2級の取得を目指しています。現在、卒業時にほとんどの生徒が3級(中学卒業程度)に、6割程度の生徒が準2級(高校中級程度)に、2割程度の生徒が2級(高校卒業程度)に合格しています。

以上の取り組みを通し、生徒一人ひとりが高校・大学・社会人となっても自立して学び続ける「世界市民」になれることを目指しています。

《教材》

教科書 三省堂『New Crown』1, 2, 3
副教材 教育開発出版『Key ワーク』英語1,2,3
    桐原書店『DataBase 1700』(1年)
『DataBase 3300』(2.3年)

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