美術科についてAbout
概要
~美術科の取り組み~
〘 芸術に親しみ、芸術を大切にする心を育み平和を創造する 〙
創立者池田先生は「芸術を愛する心がそのまま平和運動につながる」と青春対話で述べられています。芸術活動を通して、自分自身を愛し、他者を尊重していく平和の精神を育んでいきます。また”芸術の人を結び付けていく力”を実感できるように平面表現と立体表現のバランス考えて課題を設定しています。「桜梅桃李」をモットーに、生徒一人一人の個性を大切にし、創造活動と鑑賞活動の喜びを味わいながら、人間性・感性を豊かに育んでいくことを第一としています。
1年次は、美術表現に必要となる基礎的技術や考え方を身につけることを目標としています。2年次には更に発展させ、様々な表現方法の習得を目指します。最終学年の3年次には自己の美意識を高め、造形における自己表現の追求を目指します。また、平和と文化に貢献する世界市民の育成との観点から、日本と世界の美術史、世界の名作の鑑賞にも重点を置いて学んでいます。
【授業について】
(1) 授業時間
1年 前期 週1時間 後期 週2時間 (1クラス2展開、後期のみ)
2,3年 前期 週1時間 後期 週1時間 (1クラス2展開、前期のみ)
(2) 授業内容
1年 立体造形、基礎デザイン、工芸、色彩理論、素描、平面構成、鑑賞など
2年 立体造形、デザイン、工芸、平面表現、西洋美術史、日本美術史など
3年 版画、陶芸、立体制作、西洋美術史、20世紀美術、現代美術など
(3) 展開授業
全学年で1クラス2展開の授業を行っています。展開授業により、一人一人の制作スペースをゆったりと確保でき、落ち着いた環境での制作と、個別の進度に合わせたアドバイスが可能となります。
(4)教科横断授業[コラボ授業]
他教科と連携をした教科横断授業を実施しています。他教科での学びを可視化するとこに挑戦し、生き生きとした表現活動に挑戦をしています。
【その他の取り組み】
(1) 創価芸術展
創価教育に学ぶ幼稚園から大学までの作品を集め、選抜された優秀作品を展示する創価芸術展は、今年で第34回を迎えます。中学生は、感性豊かで創造性にあふれた作品を出品しています。
(2) 私学展への参加
50年以上の歴史がある東京都私立中学高等学校生徒による写真・美術展では、毎年多数の入賞者を出しています。
(3) 各種コンクールへの応募
小平市環境ポスター、「明るい選挙」推進ポスター、薬物乱用防止ポスターなど多くのコンクールに応募し、金賞をはじめ毎年多くの入賞者が出ています。
(4) 評価について
パフォーマンスと記述による評価を中心に観点別評価を行います。生徒が主体的に活動できるようにルーブリック(評価基準表)を提示して授業を行います。
(5)学校行事との連携
2023年度は、中学3年生で実施する広島研修旅行に平和の願いを込めたキッズゲルニカを中学校3年生全員で共同制作に挑戦しました。
ギャラリーGallery
銅板レリーフ 授業風景
【特色ある授業】社会✖️美術 教科横断 "世界を表現しよう!"