ニュース
News

2024/05/16
IFA2部リーグ 第5節 マッチプレビュー《田中学園ダービー》
TOPチーム
【高円宮杯 U-18リーグ2024 IFA2部リーグ】
🗓 5/18㈯
🏆 第5節 田中学園ダービー
🆚 #水戸啓明 B
⏲️ 11:00kick off
🏟 水戸ツイン人工芝

1️⃣〖今節の見どころ〗
 3週間ぶりのリーグ戦となる今節は、開幕から勝利のない9位と10位の直接対決。勝って浮上のキッカケを掴むのはどちらのチームになるのか。

 9位に沈む葵陵は開幕から波に乗れず、開幕3連敗で迎えた水戸ユースとの前節は終始試合のペースを握る展開となった。サイドを中心に幾度となく決定機を作り、40.横張が中盤でボールをうばい、ドリブル突破でゴール前まで侵入し冷静に決めて、先制に成功。 40.横張「思った以上に上手く突破でき、シュートまでの形は今までで1番良かった」その後、追加点を中々奪うことができず、同点に追いつかれてしまい、勝点2を失うようなゲームになってしまったが、再三ゴールに迫り、守➞攻が上手く機能するゲーム展開となった。

 対する啓明Bも開幕から4連敗となり、10位に沈んでいる。1年生が多く試合に絡んでおり、前節は4得点を奪うも失点を重ね、4-5で敗戦。勝点を得ることができず、今節の「田中学園ダービー」に挑む。

 昨年と違い、カテゴリーに差がある状況での「田中学園ダービー」のため、多少盛り上がりに欠けるが、絶対に負けられない戦いに変わりはない。下位に沈む両チームにとって浮上のキッカケとなるダービーマッチになることだろう。

2️⃣〖選手コメント〗
TOPチーム
115.畠山 蓮太郎(FC VIALA)
Q:インハイ予選前のリーグ戦になりますが。
「公式戦が無かったこの3週間で質の高いトレーニングができたと思う。関東予選や前回のリーグ戦で出た課題をチームで改善しようとしてきた。TRMでも良い手応えを得られたので、守備は無失点、攻撃は複数得点でインターハイにむけて勢いを付けられるような試合にしたい。」

Q:今節は啓明との試合なりますが。
「自分はVIALA出身で中学時代は、啓明グラウンドで練習しており、スタッフにもお世話になった。高校になって自分が成長した姿を見せたい。」

Q:今後に向けて
「リーグ戦は18試合ありますし、まだ巻き返すチャンスもある。チーム全体での『1部昇格』という目標は変わらない。少しでも上の順位で終われるように勝点0を1に、勝点1を3にできるように残りのリーグ戦を全力で戦いたい。」


9.天野 南音(FC VIALA)
Q:ここまでの試合を振り返って。
「開幕からの4試合と関東予選を終えて、失点が多いのは守備陣として責任者を感じる。無失点に抑えることをチームとして徹底しないと勝利はできない。個人だけでなく、チーム全体で守備意識を変える必要性があった。」

Q:この中断期間で取り組んだことは?
「DFラインのコントロールや攻守におけるチームの約束事をはっきりさせてきた。GWには2部練習も行い、みんなで共有する時間を多く取れた。それによって一人一人の意識が変わってきたと思う。チーム全体が良い雰囲気で活動できている。」

Q:今節に向けて。
「今節は『田中学園ダービー』ではあるが、相手は啓明B。力の差を見せつけないといけない。VIALA時代のチームメイトも多く在籍しているし、絶対に負けたくない。この期間取り組んできたことを活かして、守備陣は無失点で攻撃陣は大量得点でリーグ戦初勝利をあげたい。」


🆕3️⃣〖今節の注目選手〗
今回から学生トレーナーの南波留 俊が毎試合1~2人注目選手を選んで紹介していく新コーナー!
第1回目の今節の注目選手は、
78.柚賀 隼斗
今節はダービーマッチということで啓明に縁があるVIALA出身の 南音、蓮太郎 にも注目ですが、今回は 隼斗 を注目選手に選びました!

GWくらいからスピードを活かした突破にキレが増し、練習では何度もゴールに直結するプレーが目立ち、直近の県1部チームとのトレーニングマッチでもアシストや攻撃の起点になり続けていました!今、絶好調の 隼斗 なら今節もチャンスを作り続けてチームに勝点3をもたらしてくれると思います!
4️⃣〖両チーム比較〗
🔷🔷水戸葵陵🔷🔷
9位 勝点1 1分3敗 1得点8失点
第1節 vs明秀日立B 0-2
第2節 vs古河第一 0-2
第3節 vs牛久栄進 0-3
第4節 vs水戸ユースB 1-1

🔶🔶水戸啓明B🔶🔶
10位 勝点0 4敗 5得点18失点
第1節 vs古河第一 0-7
第2節 vs牛久栄進 0-2
第3節 vs水戸ユースB 1-4
第4節 vs水戸桜ノ牧 4-5


5️⃣〖田中学園ダービーについて〗
 「ダービーマッチ」・・・ある共通の条件(都市や歴史など)を持つチーム同士の試合を指す言葉。ライバル同士の試合である。

 水戸葵陵と水戸啓明は「学校法人田中学園」という同じ母体のもとに存在する高校であり、姉妹校である。様々な部分で比較され続けてきたこの両校によるダービーマッチ。その認知度は世間的に見てもまだまだ低い。それでも創立からの長い歴史の中で幾度も対戦し、時には涙を、時には歓喜を、沢山のストーリーが生まれてきた経緯から「ライバル」と言われる関係性になった。それがいつしか「この対戦はダービーマッチだ」と関係者の間で話題になったのがきっかけで、「田中学園ダービー」が生まれた。

[過去6年間の公式戦での対戦成績]

2018年・・・3-2 0-1
2019年・・・3-1 2-1
2020年・・・0-3
2023年・・・0-2 2-2

水戸葵陵 3勝、水戸啓明 3勝

長い歴史を経て、学校名も制服もスタイルも変わり、浮き沈みを繰り返してきたこの両校。それでもダービーマッチに対する熱量は今も昔も高く変わらないもの。先人達が作り続けてきたこのダービーマッチに今節また、新たな歴史の1ページが加わる。