水戸葵陵高等学校
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2026/07/21
第108回全国高等学校野球選手権茨城大会準々決勝
7月20日(月)第108回全国高等学校野球選手権茨城大会準々決勝が行われました。相手は明秀日立高校です。
この日の先発もエースの髙橋(3年)。初回、見事3人で抑えます。その裏、相手のエラーとデッドボールでチャンスをつくりますが、残念ながら無得点に終わります。3回ヒット2本と送りバントで1アウト2.3塁のピンチをむかえ、打席には主将で去年から試合に出ていた脇山君をむかえます。「強い打球準備な!」と声かけをして身構えていた瞬間でした。彼の選択は意表を突いたセーフティバント。葵陵の守備は対応できず、先制されてしまいます。
しかしそこから崩れなかった髙橋も見事でした。続くピンチは抑え1失点に食い止めます。5回、またしてもピンチをむかえます。打席には再度脇山君。
叩きつけた強い打球がセカンドへ飛びます。セカンドを守る和田(3年)も「ホームで絶対刺す」と勝負しにいきますが無常にもグローブをはじき、その間にランナーが返ってきてしまいます。これで0-2となりリードを許す展開となりました。
粘投を続ける髙橋を援護したい打線でしたが、なかなか点を奪うことができません。それでも7回先頭の荒川(2年)のヒット、続く田邊(2年の送りバントを相手がエラーしたことにより、ノーアウト1.3塁のチャンスを作ります。ここで打席には頼れる1番和田。冷静にボールを見極め、フォアボールを選び、続く橋本(2年)に繋ぎます。橋本は内野ゴロに倒れますがその間にランナーが返り、一点差。続く3番木村心大(3年)も初球から振り抜き、見事内野安打を放ちついに同点に追いつきます。
8回またしてもチャンスを作ります。1アウトから中村(3年)がライトへのツーベースヒットを放ちます。代走には足のスペシャリスト藤井(3年)、打席には前回の試合で見事なタイムリーヒットを打った木村裕一郎(3年)が入ります。振り抜いた打球はレフト前に飛び、素早く反応した藤井が一気にホームに返ってきます。これ3-2と勝ち越しに成功します。
9回表,最後の守備。マウンドには髙橋が上がり続けます。先頭ピッチャーゴロで1アウト。次のバッターをセンターフライにおさえ2アウト。勝利が見えた瞬間でした。しかし野球は甘くありませんでした。次のバッターにスリーベースヒットを打たれ、打席にはまたしても脇山君。ここも彼の選択はセーフティバント。なんと追いつかれてしまいました。
その裏にサヨナラを決めることができず3-3で延長タイブレークに入ります。
10回のマウンドにも髙橋が上がり続けます。気力で投げ続ける髙橋に強打の明秀打線が牙を剥きます。2本のタイムリーヒットとスクイズで計3点を奪われます。その裏、水戸葵陵の攻撃は3番の木村心大から。内野ゴロに倒れますが、1アウト1.3塁で4番吉成に繋ぎます。ここでも吉成はさすが4番でした。見事レフト前に弾き返し、4-6と2点差に詰め寄ります。続く5番田村(3年)もフォアボールで繋ぎ1アウト満塁に。続く打者は倒れますが、2アウト満塁で打席には勝ち越しタイムリーを放っている木村裕一郎。重圧で押し潰されそうな場面でしたが,彼は負けませんでした。笑顔で打席に入り、フルカウントからの6球目。打球は三遊間を抜けるタイムリーヒットとなり再度追いつくことに成功します。その後サヨナラを決めることはできませんでしたが見事に追いつき6-6で延長11回へと入っていきます。
11回の表、明秀日立の攻撃。マウンドには髙橋が上がり続けます。しかし203球を投げた髙橋に明秀日立打線を抑える力はもう残っていませんでした。
計4点を奪われたところで木村心大へとマウンドを譲ります。それでも真っ向から立ち向かった髙橋の姿には感動を覚えました。
その裏、最後の攻撃。2アウト満塁で打席には木村心大。叩きつけた打球が飛び、一縷の望みをかけて一塁へ飛び込みましたが無常にも審判のコールはアウト。6-10で明秀日立に敗れてしまいました。
ここで水戸葵陵高校の夏は終わってしまいました。
最後は負けてしまいましたが、この夏17年ぶりのベスト8まで連れてきてくれた選手たちには本当に感謝しかありません。感動をありがとう。
3年生のみんな、本当にお疲れさまでした。そして感動をありがとう!
1.2年生はこの偉大な先輩たちの結果を超えられるように頑張っていきましょう!
本当に熱い熱い夏になったと思います。
皆様、応援ありがとうございました!