本庄東高等学校 サッカー部

2nd team u18 SN2リーグ最終節

こんにちは。
2nd teamのu18リーグ最終節結果報告です。
10/11（水）vs 深谷商業高校　＠本校2G
                    1-4 ( 1-1、0-3 )　敗戦
　　　　　　　　　　　　勝点：29 → 29

　約半年続いたリーグ戦の最終戦を迎えました。相手は深谷商業高校。直接順位を争う相手です。この試合に勝利した方が優勝となる大一番となりました。本校の研修旅行日程の関係で平日の夜の開催となり、準備・調整も難しい中での試合となりましたが何としてでも勝利して優勝すると意気込んでの試合となりました。
　試合は序盤から相手の縦に早い攻撃に苦しみます。守備から攻撃への切り替えが早く、何度となくこちらの危険なエリアにボールを供給されてピンチを迎えます。すると、前半８分に波状攻撃から失点してしまいます。中盤までは相手の早いプレスや迷いのないはっきりとしたプレーに翻弄され、なかなか自分たちの形に持ち込めずにいました。しかし、飲水タイムで戻ってきた選手たちの雰囲気は意気軒高そのもので、巻き返しを図る雰囲気に漲っていました。徐々に相手のスピードや戦術に慣れ、本校らしくボールを丁寧につなぎ、チャンスを作る場面が増えてきた前半34分、中央を崩してシュートを放つと一旦はキーパーにセーブされますがこぼれ球をつめて同点に追いつきます。その後も本校らしくサイドを攻略しながらチャンスを作りますが相手も体を張って最後の所はやらせてもらえません。1-1の同点で前半を折り返します。
　HT、激しい戦いとなった前半を冷静に振り返りつつも後半にかける意気を大いに感じました。そして最後の45分に向かっていきます。
　後半の立ち上がりは前半とは違い、積極的にゴールへ向かっていきます。どちらかというと本校のペースでした。しかし、この時間帯を凌がれると後半17分,コーナーキックから失点してしまいます。この失点が選手たちの心に大きくのしかかり、やや消沈し、集中力が途切れた瞬間を見逃してはもらえませんでした。１分後に痛恨の３点目を失います。中盤あたりから相手側は足を攣る選手が出始めましたがそれでも執念でプレーを続けている状況でした。本校も負けじと気持ちを奮い立たせて１点を取りに行きます。こちらも足を攣る選手が出始め、まさに死闘となります。さらに選手交代を行いながら、3バックにして何とか得点を奪いに行きますが、ゴールは割れません。すると後半ロスタイムにダメ押しとなる４点目を献上し、タイムアップの笛が吹かれます。結果、1-4の敗戦となりました。
　
　終了後多くの選手たちが泣いていました。非常に悔しかったのだと思います。本気で勝ちに行ったからこその悔し涙であり、泣けたことこそが成長であると思います。そして選手たちが本気で戦えたのは本人たちの頑張りもさることながら、多くの人たちのおかげであると改めて実感することができました。この試合、平日の夕方開催であるにもかかわらず、本校そして深谷商業の関係者が多数つめかけてくれ、さながらトーナメント戦のような環境・雰囲気での試合となりました。先日引退した３年生、トップチームの２年生、そして保護者の方々が駆けつけてくれました。試合後、本校の応援席に深谷商業の選手があいさつに行った際に応援団が相手選手を称えるエールを送っていました。また、本校の選手たちがあいさつに行った際には温かい叱咤激励の言葉をかけてくれました。胸が熱くなる思いでした。また、１年生には副審担当や本部運営などの任務を行っていただくなど、これまで以上にたいへん多くの人々に応援し、支えてもらいながらの試合が行えたことは選手たちにとっても大きな財産となったと思います。何とか勝利で終わりたかったのですが叶わず、残念な思いもありますがだからこそこれを来季への宿題ととらえて前向きにリスタートを切りたいと思います。深谷商業とは来季も同じく北部１部リーグで顔を合わせます（昨年度からの腐れ縁？）ので、次年度にリベンジしたいと思います。
　この試合をもって2nd teamは解散します。約半年間ではありますが、全員が非常に個性的で、かつ情熱（表に出す子もいれば内に秘める子もいるとタイプはいろいろでしたが）を持った選手たちと活動を共にできたことを誇りに思います。来年度に向けてこの後の半年を大切に活動し、次年度もう１段レベルアップしてリーグ戦を迎えたいと思います。このチームに関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

2023年度　u18 SN2リーグ戦績　9勝3敗2分　勝点29　2位